先日ラジオで作家の村上春樹氏が、
自分が通っているスポーツジムに掲げられている標語として
「贅肉(脂肪)はつきやすく、落ちにくい。
筋肉はつきにくく、落ちやすい」
という言葉を紹介していた。
聞いた瞬間、深く共感しすぎて思わず笑ってしまった。
そして同時に、人生や投資の本質にも通じると思った。

目次
■ 良いものは育ちにくく、悪いものは勝手に育つ
この標語が面白いのは、
“誰もが体で実感している真理”をそのまま言語化している点だ。
筋肉は、時間と努力を重ねてようやくつく。
しかし、一度サボれば簡単に落ちてしまう。
逆に贅肉は、ちょっと食べ過ぎただけで増えるくせに、
落とすとなると時間も根気も必要だ。
要するに、
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良いもの(筋肉)は育ちにくく壊れやすい
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悪いもの(贅肉)は育ちやすく落ちにくい
これは、人生のほぼすべてに当てはまる。
■ 投資の世界もまったくこの構図と同じ
投資に置き換えると、
筋肉は「資産」、贅肉は「浪費」とよく似ている。
● 資産(筋肉)は…
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コツコツ積み上げないと増えない
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毎月の積立をやめると伸びが止まる
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すぐには成果が見えない
● 浪費(贅肉)は…
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気を抜くとすぐ増える
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一度増えると減らすのが大変
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無意識に積み上がる
だからこそ、
貯金や運用は「続けた人だけが強くなる」。
筋トレとあまりにも似ている。
■ 村上春樹氏の話が妙に刺さる理由
彼の言葉に強くうなずけたのは、
“人間とはそういう生き物だ”という前提を
静かに受け入れているところだ。
筋肉がつきにくいのは、意志の弱さではなく構造の問題。
贅肉が落ちにくいのも、怠けているからではなく個体の性質。
だからこそ、
仕組みと習慣の力を借りるしかない
という発想になる。
この柔らかくて現実的な姿勢に、ものすごく共感した。
■ 人生も投資も、良い習慣(筋肉)を守り、悪い習慣(贅肉)を増やさないだけで大きく変わる
村上春樹氏は毎朝決まったルーティンで文章を書き、走り続けている。
この「やることを決める」ことこそ、筋肉を落とさない工夫だ。
投資でも同じで、
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積立は自動化する
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浪費しない仕組みづくりを先に整える
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相場に振り回されないルールを決める
つまり、贅肉をつけない生活設計が必要。
逆に言えば、
努力よりも「環境」が筋肉(資産)を守ってくれる。
■ まとめ:人生の“太り方”と“痩せ方”は自分で選べる
村上春樹氏のジムの標語は、
単なる筋トレの話ではない。
それは人生や投資における
「増えるもの」「減るもの」の性質を端的に言い表した真理だ。
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贅肉(悪い習慣・浪費)は放っておけば増える
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筋肉(良い習慣・資産)は守らないと落ちる
だからこそ、
焦らず、派手さも求めず、
良いものをコツコツ積み、悪いものを増やさない。
そのシンプルさが、結局いちばん強い。
村上春樹氏の言葉は、
そんな当たり前で大切なことをやさしく思い出させてくれる。