ビビり投資家のNISA・iDeCo運用記

損するのが怖くてたまらない。そんな私の、新NISA・iDeCoとの泥臭い付き合い方。

「贅肉はつきやすく落ちにくい。筋肉はつきにくく落ちやすい」──村上春樹氏のジムの標語から考える、人生と投資の真実

先日ラジオで作家の村上春樹氏が、
自分が通っているスポーツジムに掲げられている標語として

「贅肉(脂肪)はつきやすく、落ちにくい。
筋肉はつきにくく、落ちやすい」

という言葉を紹介していた。

聞いた瞬間、深く共感しすぎて思わず笑ってしまった。
そして同時に、人生や投資の本質にも通じると思った。

筋肉贅肉

目次

  1. 良いものは育ちにくく、悪いものは勝手に育つ

  2. 投資の世界もまったくこの構図と同じ

  3. 村上春樹氏の話が妙に刺さる理由

  4. 良い習慣(筋肉)を守り、悪い習慣(贅肉)を増やさないだけで大きく変わる 

  5. まとめ


■ 良いものは育ちにくく、悪いものは勝手に育つ

この標語が面白いのは、
“誰もが体で実感している真理”をそのまま言語化している点だ。

筋肉は、時間と努力を重ねてようやくつく。
しかし、一度サボれば簡単に落ちてしまう。

逆に贅肉は、ちょっと食べ過ぎただけで増えるくせに、
落とすとなると時間も根気も必要だ。

要するに、

  • 良いもの(筋肉)は育ちにくく壊れやすい

  • 悪いもの(贅肉)は育ちやすく落ちにくい

これは、人生のほぼすべてに当てはまる。


■ 投資の世界もまったくこの構図と同じ

投資に置き換えると、
筋肉は「資産」、贅肉は「浪費」とよく似ている。

● 資産(筋肉)は…

  • コツコツ積み上げないと増えない

  • 毎月の積立をやめると伸びが止まる

  • すぐには成果が見えない

● 浪費(贅肉)は…

  • 気を抜くとすぐ増える

  • 一度増えると減らすのが大変

  • 無意識に積み上がる

だからこそ、
貯金や運用は「続けた人だけが強くなる」。
筋トレとあまりにも似ている。


■ 村上春樹氏の話が妙に刺さる理由

彼の言葉に強くうなずけたのは、
“人間とはそういう生き物だ”という前提を
静かに受け入れているところだ。

筋肉がつきにくいのは、意志の弱さではなく構造の問題。
贅肉が落ちにくいのも、怠けているからではなく個体の性質。

だからこそ、
仕組みと習慣の力を借りるしかない
という発想になる。

この柔らかくて現実的な姿勢に、ものすごく共感した。


■ 人生も投資も、良い習慣(筋肉)を守り、悪い習慣(贅肉)を増やさないだけで大きく変わる

村上春樹氏は毎朝決まったルーティンで文章を書き、走り続けている。
この「やることを決める」ことこそ、筋肉を落とさない工夫だ。

投資でも同じで、

  • 積立は自動化する

  • 浪費しない仕組みづくりを先に整える

  • 相場に振り回されないルールを決める

つまり、贅肉をつけない生活設計が必要。

逆に言えば、
努力よりも「環境」が筋肉(資産)を守ってくれる。


■ まとめ:人生の“太り方”と“痩せ方”は自分で選べる

村上春樹氏のジムの標語は、
単なる筋トレの話ではない。

それは人生や投資における
「増えるもの」「減るもの」の性質を端的に言い表した真理だ。

  • 贅肉(悪い習慣・浪費)は放っておけば増える

  • 筋肉(良い習慣・資産)は守らないと落ちる

だからこそ、
焦らず、派手さも求めず、
良いものをコツコツ積み、悪いものを増やさない。

そのシンプルさが、結局いちばん強い。

村上春樹氏の言葉は、
そんな当たり前で大切なことをやさしく思い出させてくれる。