先週、S&P500とNASDAQ100がそろって最高値を更新しました。
新NISAで投資している人の多くが、すでに含み益という状況です。
中でも注目すべきは、NASDAQ100の「13連騰」。
これは歴史的に見ても非常に珍しく、相場の“異常な強さ”を示すシグナルです。
では、このような「11連騰以上」が発生した年は、その後どうなるのでしょうか?
過去の事例から読み解いていきます。

目次
■ そもそも11連騰以上はどれくらい珍しいのか
結論から言うと、かなりレアです。
過去を振り返っても、
- 2013年
- 2021年
といった限られた年にしか見られません。
つまり、今回の13連騰は「よくある強気相場」ではなく、
相場が加速している特別な局面と考えるべきです。
■ 過去の代表例
① 2013年:金融緩和バブルの初動
この年は、量的緩和とIT成長が重なり、NASDAQは大きく上昇。
年間リターンは+30%を超えました。
特徴的なのは、
👉 押し目らしい押し目がほとんどない上昇トレンド
連騰は「スタートの合図」であり、年末まで強さが続きました。
② 2021年:コロナ後の過剰流動性相場
この年も11連騰クラスの上昇が見られました。
年間では+20%以上の上昇。
ただし2013年と違い、
👉 年後半はやや失速
それでも結果としては「強い年」に分類されます。
■ 共通点から見える3つの法則
過去のケースから、はっきりしていることがあります。
① 年間ではプラスになりやすい
11連騰以上が出るのは、
👉 すでに強いトレンドの中
つまり、その年は高確率でプラスに着地します。
② 直後は一旦調整しやすい
重要なのはここです。
連騰の後は、
- 利益確定売り
- 過熱感の解消
によって、短期的に下げるケースが多い。
👉 「強い=ずっと上がり続ける」ではない
③ 相場の“加速フェーズ”で発生する
連騰が起きるのは、
- 金融緩和
- 新しい成長テーマ(IT、AIなど)
といった条件が揃ったときです。
つまりこれは、
👉 「上昇トレンドの終盤」ではなく「加速局面」である可能性
■ 2026年はどうなるのか?
今回の13連騰を踏まえると、考えられるシナリオは3つです。
シナリオ①:王道パターン(最も可能性が高い)
春に過熱 → 一旦調整 → 年後半に再上昇
👉 年間 +15〜30%
シナリオ②:やや失速
前半がピークとなり、後半は横ばい
👉 年間 +5〜15%
シナリオ③:急失速(低確率)
金融環境の変化などでトレンド崩壊
👉 マイナス転落
■ ビビり投資家としてどう考えるべきか
今回のポイントは非常にシンプルです。
- 連騰=今すぐ飛び乗る理由ではない
- 連騰=強いトレンドの証拠ではある
つまり、
👉 短期では「過熱」
👉 中長期では「強気維持」
というのが合理的な見方になります。
■ まとめ
NASDAQ100の11連騰以上は極めて稀な現象です。
しかし過去を見る限り、
- 年間ではプラスになる確率が高い
- ただし直後は調整しやすい
- 相場の加速局面で発生する
という特徴があります。
今回の13連騰も、
単なる“上がりすぎ”ではなく、
**「強い相場の途中にいるサイン」**と捉えるのが自然でしょう。
短期の値動きに振り回されず、
大きな流れをどう見るか。
それが、これからの新NISA時代で最も重要な視点かもしれません。
📌この記事は 「NISA・iDeCo」 シリーズの一つです。 新NISAの使い方、iDeCoの活用法、老後資金づくりなど、実生活に直結する資産形成をテーマにしています。 複雑になりやすい制度を、会社員目線で分かりやすく整理し、無理なく続けられる方法をまとめています。